価値共創のサービスモデル

「7つの経営革新」について

サービスイノベーションを起こそうとする際に、①顧客接点、②事業組織、③企業経営の3つの側面のどの部分に対して何をすれば、サービスイノベーションの実行に必要不可欠な突破口となるのかについて、「価値共創のサービスモデル」を7つの領域に分け、「7つの経営革新」(Target=T1〜7)として示しています。

※「事例検索」から、それぞれの経営革新の参考事例をご覧ください

(T1)革新的で優れた価値提案を行う

サービスの提供者は、革新的で優れた特定のコンテンツを、特定のチャネルを通じ、特定のコンテキストを束ねて、利用者に価値提案する

(T2)利用価値共創の仕組みの創り込み

サービスの提供者の価値提案が利用者の事前期待に出会い、両者の動的な相互関係のもとで、利用価値を効果的に共創する仕組みを創り込む

(T3)満足度を評価し、新たな事前期待の形成につなげる

サービスの提供者は、価値共創の結果に対して満足度評価を行い、その結果を次のサービスにむけての利用者の新たな事前期待の形成につなげる

(T4)革新につながる価値発信を把握する

サービスの提供者は、顧客接点で利用者が行う多様な価値発信の中から、次の革新につながりそうな価値発信を全力で把握し、提供サイドに伝える

(T5)提供価値共創の仕組みの創り込み

サービスの提供者は、価値発信の把握結果と、自らの蓄積する知識・スキルとの動的な相互関係のもとで、提供価値を効果的に共創する仕組みを創り込む

(T6)学習度評価して知識・スキルを蓄積・共有

サービスの提供者は、提供価値共創の結果に対して学習度評価を行い、次の価値提案の源泉となる知識・スキルを知識・スキルの蓄積に加えて共有する

(T7)付加価値の適正配分で付加価値を共創し拡大する

企業経営における付加価値の適正配分によって、付加価値を共創し、未来への投資を行って、付加価値を拡大させることによって、サービスを持続可能にする

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