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食事体験から漁業まで
技術活用による持続型スマート回転寿司サービス

くら寿司株式会社 (大阪府)

第4回日本サービス大賞 農林水産大臣賞

  • ITなどの技術活用により便利・快適・安心で、予約から退店まで従業員と接することなく食事ができる「スマートくら寿司」を提供
  • データ活用によるフードロス削減や店舗作業の効率化も実現したオペレーションを設計
  • 漁業支援や海洋資源保全などのサプライチェーンも構築し、川上の水産業から川下の飲食店まで多様なステークホルダーに付加価値を再配分して、持続性を高める価値共創を実践している
  • 入店時の自動受付案内・抗菌寿司カバー・スマホからの注文・AIを活用した自動精算といった技術を駆使し、予約から退店までの非接触オペレーション「スマートくら寿司」を約500店舗で展開
  • 日本初のオーガニックフィッシュを独自生産するために新会社「KURAおさかなファーム」を設立。漁業権も取得し、水産業に本格参入。海洋でAIIoT技術を投入した「スマート養殖」で漁業・養殖業の人手不足・労務改善に貢献。日本初の「オーガニックはまち」などの高品質で安全な魚の供給とコスト管理を実現
  • 「一船買い」「さかな100%プロジェクト」「天然魚 魚育(うおいく)プロジェクト」など、海洋資源に関わる社会課題に果敢に取り組み、地域社会と一体となった持続可能な生販循環システムを構築

「スマートくら寿司」の主な構成要素:コンタクトレス セルフ方式で入店案内

コンタクトレス 座席間の背もたれの高さを確保

タッチレス スマホで注文可能

タッチレス 触れずに開閉できる「抗菌寿司カバー」

コンタクトレス レーン上部に設置のカメラで、取られたお皿を自動カウント

サービスイノベーションの観点から

新型コロナ危機の発生を受けていち早く「スマートくら寿司」の価値提案を行い、非接触のサービスにつとめている。さらに、生産から販売まで一気通貫のサプライチェーンを志向し、多様なステークホルダーとの価値共創に貢献するための投資を実践。顧客や従業員、地域・社会との価値共創を重視するイノベーション志向の経営を定着させている

「価値共創のサービスモデル」からみた特徴

(T7)付加価値の適正配分で付加価値を共創し拡大する
(付加価値共創)

  • 非対面
  • オーガニック
  • フードロス
  • 農林水産
  • DX
  • BtoC
  • 回転寿司
  • 漁業支援
  • FishTech
  • 非接触

組織データ

所在地

大阪府

業種

飲食、小売、農林水産

従業員数

1,000人以上

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