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業務管理システムの一元管理で、宿泊業界の生産性を向上「JTBデータコネクトHUB」

株式会社ＪＴＢ（東京都）

サービスの全体概念図。乱立するデジタルソリューションサービスと既存の宿泊予約などの業務管理システムを統合する。顧客との接点である「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」の3領域と「業務改善」の合わせて4つの領域での業務効率化を目指す

多くのホテル・旅館等では、予約、売上、顧客情報などの様々な業務管理システム（PMS）^*が個別に稼働している。システム間のデータ結合に多大な費用が必要となるため、データを連携したデジタル活用がされにくい現状がある
「JTBデータコネクトHUB」は、個々のシステムのAPI^*を共通化することでデータ連結を可能とするプラットフォームを提供する
宿泊事業者の業務の効率化に直結するとともに、データ分析を容易にすることで生産性向上に貢献する

^＊PMS Property Management Systemの略称。宿泊事業者向けの業務管理システム。予約管理、売上、顧客情報管理等ができるシステム

^＊API Application Programming Interfaceの略称。システム同士が相互連携するための技術仕様

データ連携のコストを負担できる資本力のある事業者は独自に開発を行っているが、データ連携ができず、個々の機能のみの活用にとどまる大多数を占める中小の事業者にDX化の基盤を提供
予約管理などの「旅マエ」、館内利用・チェックアウト精算などの「旅ナカ」、利用アンケート分析などの「旅アト」といった一連の業務を一元管理できるようになり、宿泊事業者の業務負荷の軽減とコスト削減に貢献する
館内利用の未精算分の事前確認や部屋での精算が可能となり、顧客の利便性の向上にもつながる
宿泊業界初の仕組みであり、多くの宿泊事業者が参画を表明し、今後の拡大が期待される