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- フードロス&店舗オペレーションを同時に改革するDXの実現「sinops-CLOUD」
- 「sinops(シノプス)」は、食品小売業向けのAIを活用した需要予測・自動発注サービス。sinops自体は約20年前から提供されているが、2020年よりクラウドサービス「sinops-CLOUD」を開始。パッケージ製品からSaaS型ビジネスへの転換を行う
- 主な顧客は、食品スーパー。sinopsシリーズ全体では、全国約103社、5,924店舗での利用実績を持つ(2022年12月現在)
- 食品ロスが出やすい惣菜・日配食品分野を中心に、利用が進む
- 販売実績、販売価格、天気予報などのデータをもとに需要を予測。欠品とロスを同時に軽減させるとともに、店舗オペレーションの改善にもつながる
- 導入にあたって下記のプロセスを経て納得を得たうえで展開する
顧客店舗の実データを利用した事前分析
→サービス導入後の費用対効果のレポート
→1~3店舗で実証実験を行う
→レポートでシミュレーションし、費用対効果がでるか確認
→顧客との合意のうえ、各店舗にサービスを展開
- クラウドサービスを開始したことで、顧客はまず「惣菜」といった一つのカテゴリのみ導入し、そのあと「日配食品」など他サービスへの展開が可能となった
- 既存顧客との信頼関係をもとに、「データ起点での企画・開発によるシステム化→現場での実証実験→費用対効果の検証」からなる業務改善の仕組みを構築している
- 需要側(消費者等)から得られる情報を基点として小売業・卸売業・製造業の流通三層に一気通貫で連携するデマンドチェーンマネジメント(DCM)の構築を目指す
サービスが提供する主な機能(総菜部門の場合)
小売流通の課題解決への活用が期待される
サービスイノベーションの観点から
食品ロスが出やすい惣菜・日配食品を中心とする内容を絞り込んだ訴求で、実証実験を踏まえて、顧客との合意形成を得た上で進めていく仕組みを構築。持続的に価値共創を進める仕組みを適切に創り込んでサービスイノベーションを実現している
「価値共創のサービスモデル」からみた特徴
(T5)提供価値共創の仕組みの創り込み
(提供価値共創)
- 情報サービス
- DX
- AI活用
- フードロス
- BtoB
- 食品スーパー
組織データ
所在地 |
大阪府 |
---|---|
業種 |
業務支援サービス、小売 |
従業員数 |
50~99人 |
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