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- 日本初のデジタル療法 医師が処方するニコチン依存症向け治療用アプリ
- ニコチン依存症の治療を目的としたアプリ。下記 3 つで構成される
<1> CO チェッカー
<2> 患者向けアプリ
<3> 医師向けアプリ
- 日本で初めて保険適用された治療用アプリ・デジタル療法
- 患者向けアプリは医師の診断により処方される。保険適用され、患者の自己負担額は 7,620 円(半年)程度。常に患者の側にあるスマートフォンの特性を活かして、従来介入が難しかった在宅や勤務中の「治療空白」期間に対してもアプリを通して状況を把握し、介入できる。禁煙継続率の向上に貢献する
- アプリのほか、禁煙外来では必須の呼気中の一酸化炭素(CO)の濃度を測定する機器を IoT デバイスとして小型化(COチェッカー)。測定データは医師に共有される。データをもとに医師は効果的な治療やアドバイスを行う
- 従来からの薬理的な治療法、外科的な治療法に続く第3の治療法。禁煙治療開始 1 年後に7割以上が再喫煙してしまうというこれまでの状況の改善に貢献する
- 従来の治療では課題の多かったニコチンへの心理的依存に対して、個々の患者の治療状況や体調などに合わせた「行動療法」を提示
- アプリ活用により医師と患者の相互のコミュニケーションがとれ、診療の質を向上させるとともに禁煙のモチベーションを維持する
- 患者へ禁煙の知識やテクニックなど、これまでの対面治療では伝えきれなかった教育動画やコンテンツを提供する
- さらに、2022 年 9 月には、国民病ともいわれ患者数が多い高血圧症向け治療用アプリについても保険適用にて医療機関で処方開始。デジタル治療の普及を推進している
アプリ利用の流れ
患者向けアプリの機能の例。場所を選ばず呼気一酸化炭素 濃度の測定が可能なため患者自身が客観的指標として禁煙 の状況を確認できるだけでなく、医師にもデータ共有される
サービスイノベーションの観点から
呼気中の一酸化炭素濃度を毎日測定するなど患者が入力した蓄積データを医師が把握し、効果的な医療サービスが提供できる禁煙行動療法の価値提案を行って、サービスイノベーションを実現している
「価値共創のサービスモデル」からみた特徴
(T1)革新的で優れた価値提案を行う
(価値提案)
- BtoB
- BtoC
- 保険適用
- プログラム医療
- オンライン治療
- 機器開発
- 行動療法
- 情報サービス
- 依存症
- 治療アプリ
- モバイルヘルス
組織データ
所在地 |
東京都 中央区 |
---|---|
業種 |
健康・医療・福祉 |
従業員数 |
100〜299人 |
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